私が始めた腸に良い生活

“腸の調子が悪いとこんなにも日常生活に影響するなんて思いもしなかった私が、腸のために続けている活動があります。私はほんの数年前までストレスがあっても、辛い物を食べた後でも、便秘になったことなんてありませんでした。いつも大体同じ時間にお腹がゴロゴロしてきて便意がありました。

ところが、お腹に良性の腫瘍ができ開腹手術をしてから、腹筋が弱くなったせいで。腸が出てきてしまう腹壁ヘルニアになってしまいました。見た目の悪さも嫌でしたが、便秘に悩むようになりました。便秘になってから酸化マグネシウムと漢方を常に服用し、それでも出ない時は下剤を飲んでいます。これを週2回規則的にしないといけないので、外出がしづらくなり、いつしか家から出なくなってしまいました。こんな生活が暫く続き、さらに運動不足になり、体を動かさないので、喉もあまり渇かなくなり、水分を摂らなくなっていました。そうすると便秘薬の量も増えていきました。

ある時、大腸ポリープを取った知人に促され、家の周りでゆっくり話をしながら散歩を1時間ほどしました。散歩するのは久しぶりで、日を浴びて気持ち良く、じんわり汗を掻きました。すると、翌日には自然に便通があり、下剤を飲まなくても良い安心感を得ました。

この時に思ったのは、ヘルニアが2カ所あり、もう普通に便は出ないのかなと諦めていましたが、私の腸はまだまだやれる!と思いました。この事が励みになり、ほとんど飲まなかった水分を1日1.5L飲むようにしました。病院で普段からこれ位は飲むようにと言われていましたが、全然足りていなかったし、飲むとトイレが近くなるので飲まなくなっていました。

水分補給をし始めてからは、トイレに行く回数が増えると、それだけでもじっと座っている時間が短くなり、体を動かすようになりました。飲んだ水分量を認識できるように、500mlペットボトル入りの水を飲み、空になったペットボトルはすぐに捨てず、その日の夜にまとめて捨てています。これで1日の水分摂取量を管理しています。また、飲む時の温度は、常温か少し温めて飲むようにしています。

あとは運動する機会をどうやって増やすかですが、下剤の効き過ぎの怖さもあって、なかなか外には出られませんでしたが、週1回、同じ時間に外に出るようにしました。

そして、リハビリに通っていた時、作業療法士の先生が教えてくれた腹壁ヘルニアでもできる腹筋を強くする運動をしています。お腹を膨らます動作は腸が出やすいのでしないようにして、その逆のお腹を引っ込める動作をしています。引っ込める時に両手をヘソの辺りに当てて、引っ込ませたまま両手で痛くない程度に押して、そのまま10秒キープします。これを数回繰り返しています。

また理学療法士の先生にも診て貰っていた時には、前屈みと両腕を上げる動作は、腸が伸び縮みするから少しやった方が良いと言われたのを思い出して、一緒にするようになりました。

これらを続けるようになり、お腹がコロコロと動いているのを感じ、ガスも出るようになりました。腸が活動しているのがはっきりとわかるようになったのは、私にとって大きな進歩です。定期的な運動と1日1.5Lの水分を継続してからは、便秘の症状が改善しています。”